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ハンスの苦悩





どうも、スケープゴートもちゃんと更新できていないというのにショートストーリーです。
現在、自分の中でスケープゴートの終わり方を悩んでいるので、メインのストーリーは更新が停滞するかもしれません。
埋め合わせでショートストーリーをちょこちょこ更新していこうかなと考えているのでしばらくお付き合いいただけると幸いです。
ってことでショートストーリー第1弾、ハンスの苦悩です。
クリスマスショートストーリーのその後のお話です。てぃほシムのお気に入りになっちゃったからしかたないw
今回も例によってハンスくんが若干病んでますがよろしくお願いしますww
では、どうぞー。


※いつも通りBLです、苦手な方はブラウザバック推奨です

























「はああああああああ」


74 (1)



今、バーで盛大にため息をついた俺は街の平和を守るおまわりさんだ。
「ちょっと、人の顔見ながらため息つくのやめてくんない?」
またかとうんざりした表情の冷たい女はこのバーでNo.1バーテンダー。


74 (2)



「だってさー、リリー…」
「あーもう!うざったいわ!!仕事の邪魔!後で聞いてあげるから!」
カウンター席から追い払われ、仕方なく窓際の席でちびちび飲む。
リリーは俺のむかしの彼女、いわゆる元カノ。つるむ内、気づかない間に付き合いはじめ、遠距離になってから疎遠になり別れた。リリーが戻ってきてバーテンをし始めたと聞いてからちょくちょく足を運ぶようになりすっかり常連になってしまった。
「はあああああああああああ」
無意識にまたため息をついてしまった。他の相談事なら適当に友達を連れてくるんだが、事が事なだけに相談できない。
「お客さん、リリーさんからです」
「あ、ありがとね」
同じものをおかれ、ぼーっとしながらリリーの仕事が終わるのを待った。


74 (5)






















「おまたせ、ってか明日大丈夫なの?だいぶ遅いけど」
深夜3時、普通の人なら完全に寝ているであろう時間。
「ああ、大丈夫。どうせ酒抜けるまで時間あるし。お前しか相談できなくてさ」


74 (8)



「ふーん、またテオくんのこと?」
俺と同じでバイのリリーにはテオとの関係も話せた。
「ああ………最近テオが抱かせてくれない…」
真剣に悩む俺をバカにするかのように盛大に噴き出した。
「ちょっwいきなり直球ねww」
「帰りも遅いし、同棲してんのに全然一緒に居れないし、はあああああああ」
もう何度目かわからないため息をつく。


74 (9)



「仕事忙しいんじゃないの?」
「でもよ、もう一ヶ月近くないんだぜ?」
酒のなくなったグラスをもてあそぶ。
「うーん、確かにちょっと長いわね」
「だろ?そうゆう雰囲気になってもかわされるし、やっぱ女の子のがいいのかな」
「やけに弱気じゃない」
「だってよ、男と付き合うなんて初めてだし。俺には女の子みたいな柔らかい肌もいい匂いもないし、それにやっぱ同性どうしだと腕くんで街を歩くことも友達に自慢も出来ないんだぜ?世の中にはすっげー綺麗な女の子たくさんいんのに俺なんかと付き合ってくれてたこと自体が奇跡っつーか…」


74 (10)



一気に溜め込んでいた思いが溢れ出した、リリーは真面目に聞いてくれている。
「もう俺は飽きたのかな?」
「はぁ、あんたさぁ…そうやって勝手に自己完結する癖、直した方がいいんじゃない?」
「でもどう考えt「でもじゃない!!」
「いい?あんたが惚れた人でしょ?どこに惚れたのよ!?」


74 (11)



テオのどこに惚れた…?
「……ぶ…」
「聞こえない!!」
「…全部……テオの全部…」
「溺愛か!?」
(流石にこの回答が帰ってくるとは思わなかったわ…)
「…悪いかよ…ちょっと生意気なとことかも大好きなんだよ…」
(聞いてるこっちが恥ずかしいわ!)
「じゃあ、もう直接聞いちゃえば?」
「無理やり聞き出したくねぇし」
(最初無理やりテオくんと関係つくってなかったけ、この人…)
「もう!仕方ないわ、テオくんこの店に連れてきなさい!」
「はぁ?」
「女の勘働かせてあげる、まあ頼りにしないでねw」
可愛くない笑顔を浮かべるリリーの顔には好奇心がにじみ出ていた。


74 (13)



「あー、まあいいか。聞いてみるわ。今日はありがとな」
「本当にね、今度は私の相談にのってもらうから」
















74 (14)




「結構雰囲気いい店だなー」
「だろ?カウンターで飲もうぜ」
リリーに目配せする。頼むから変なこと聞くなよ。
「俺は…テオどうする?」
「うーん、カクテル飲んだことないからなー…」
「お客さんに合わせてカクテル作ることもできますよ」


74 (16)



接客中のリリー、いつもと全然違うんだけど…
「そんなのもできるんだ?それで頼みます」
「んじゃ俺もそうして」
俺に合わせてカクテルを作ってもらったことなんてなかったから気になった。
「かしこまりました」
「あ、俺運転して帰らなきゃなんねーしアルコールは抜いてくれよ」
警察官が飲酒運転とかできねーってかそもそも大切な人乗せんのにそんなん怖くて無理。


74 (18)




























「どうぞ」
「なんかハンスのと似てるな」
「本当だ」


74 (19)



というかこれ…
「同じカクテルですよ。オリジナルカクテル、ジャスミンです」
「ふーん、いただきます」
続いて俺も口をつけた。優雅で甘美な香りが鼻を抜ける。
「すっげ、上品な酒だなw」
テオが笑っていた。


74 (20)


「ジャスミンの花言葉、ご存知ですか?」
首を横に降るテオに見惚れていた俺を無視して続ける。
「素直っていう意味なんですよ♪」
リリーはこちらに目で訴えてきた、素直になれと。
(くそっ…男だろ…勇気見せろ俺!)
「…テオあのさ「あれ?ハンスじゃん!」
もう少しで聞けたのに…忌々しい声に振り向いた、そこには懐かしい友が笑顔を浮かべていた。


74 (23)



「ウェリントン?懐かしいな!」
リリーとつるんでいた頃、一緒にバカやっていた仲だった。リリーが越してから少ししてこいつも引っ越しちまって…
「まさかこんなとこで会えるなんてな、ってかハンス変わってねーw」
「お前もなw」
「ってかもしかしてリリー?」
昔に比べたらだいぶ髪の色も明るいし、ピアスだらけだもんな…


74 (25)



「そうよ、すぐ気づきなさいよ」
「はは、わりぃwえ、お前らまだ続いてんの?長っ!もしかしてゴールした??」
あ、
「………」
恐る恐るテオを見ると…確実に怒っていた。
「テオ、違うんだ!!リリーとは昔よくつるんでて…」
「別に…俺には関係ねーから」




74 (29)














関係ないってどーゆうことだよ、俺ら付き合ってたんじゃねーの?付き合ってたって思ってたのは俺だけだったのかよ?
「リリー、ウェリントンまたな…」
「もう行くのかよー、せっかく会えたのにー」
「あんたは黙ってなさい、ハンス!乱暴しちゃダメよ!」
遠くでリリーの声が聞こえたような気がした。


74 (30)











































テオの手を掴み無理やり車に押し込み、わめくのを無視して家に連れ帰った。



74 (31)




「何すんだよ!!」
「関係ないってどーゆうこと?」
「はぁ!?」
事態が飲み込めずテオが暴れる。細い腕で殴られるがかまってられねぇ…
「テオは俺と付き合ってんじゃないの?関係ないわけないじゃん」
「普通に考えてああ言うしかねーだろ!!付き合ってます、なんて言えねーじゃん!?」
テオの目から涙がこぼれてああ、またやっちまった…と後悔の念に襲われる。


74 (32)



「自慢してまわりたいくらいお前のこと好きなのに!!誰にも言えねーし、俺よりもずっと可愛い女たくさんいるし、おまえ前に胸大きい子のこと目で追っかけてたし、元カノもやっぱ胸でけぇし…」
「テオ…」
「(確かに胸でかい子好きだけどそれとこれとは…)」
「…抱かれるのだって幸せでいっぱいになって他のことなんて考えられねーくらい気持ちいい…でも考えちまうんだ、お前に捨てられた時のこと…きっとこのままだと俺はお前なしじゃ生きれなくなっちまう…」
最後のほうはもう消え入りそうな声で…

「バカ…俺がお前のこと手放すわけねーだろ!」
あまりにもテオが愛おしくてたまらず唇を塞いだ。
不安なのは俺だけじゃなくて…


74 (33)







































74 (34)



「ってわけで迷惑かけたなw」
「勝手に爆発しとけやっ!!ほんとムカつくわー」
「はは、わりぃw」
「結局のろけばなし聞かされるとかマジでなんなの!?」
「そういえばお前の方は?なんか相談とかねーの?」
ふと顔をみたらリリーの頬は赤くなっていた。
「えっと、ウェリントンってさ…彼女とか…いるか聞いてくんない?」


74 (35)



「え…マジ?」
「…マジ…///」











普段プレイ用に作ったバーテンのねーちゃんがなかなか気に入った造形になったのでねーちゃん登場させるためのショートストーリーでした←おいw
というかですね、いまやりたいシュチュがたくさんあって困ってるんです、メインの展開考える余裕ないくらいw
ので、メインは更新だいぶ先になっちゃいそうです、ごめんなさい。
二人の仲直りうふふも別館のほうで更新予定ですのでまたそのとき通知させていただきます。
ハンス&テオはなかなか気に入ったカップルなのでまた出しちゃうかもですw
そのときはまたよろしくお願いします。
では、ここまで読んでくださった方ありがとうございました。
次回も見ていただけたら嬉しいです♪


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chapter8






最初にお断りさせていただきます、今回例のごとく短いです!
本当に申し訳ありません、ラストへの持ち運びでいいものがまったくうかびませんでしたw
短いわりにSSが大量です、ごめんなさい><
では、chapter8始まります!




















73 (1)






リオ…今助けてやるから、もう少し待っててくれ…






















73 (2)



「お帰りなさいませ、ロバート様」
外気に当てられ冷えきったコートとカバンを預かり書斎に運ぶ。
「ああ、メイドか、君の名はシェリーといったかな?」
「はい、お好きなようにお呼びください」
ソファーに腰掛けたロバートの口角がニヤリと上がった。
「じゃあ、"アゼル"でどうだ?」
「…っ!?」


73 (5)


「いや、今はもう"アズ"か」
「…旦那様、おっしゃっている意味がわかりかねます」
なぜロバートにすべてばれてしまっているのか、わからず焦る…
「ふん、白を切るつもりか。いまここにリオを呼んでやろうか?汚れきったお前の本当の姿を見たあいつがなにを思うかな?」
「……ゲスが…」


73 (4)



なぜ俺の擬態がばれたのか、わからなかったがばれているなら擬態の意味もない。
「久しぶりだな、アゼル。」
「その名を呼ぶな、もう捨てた。」
天使のelをなのる資格はもう俺にはない、azelの名はazにされた。
「なぜ俺だとわかった?」
抑えられない殺気、いまこの瞬間喉を裂いてやりたい衝動に駆られるのを必死で耐える。


73 (6)



「簡単なことだ、悪魔に魂を売っただけのこと」
「悪魔に魂を売った?私が気づかないはずがないっ!」
人間界を見守ってきた、悪魔の気配なんて感じなかった。
「お前よりよっぽど上位らしいぞ、今もそばにいるのに気がつかないのか?」
「……っ!…どこだ…?」
まったく気配を読むことができない、背筋が寒くなる。
「わざわざ姿を現す必要もないだと。それより何故お前が私の家にいる?」
「決まっている、リオを助けるためだ」
「はっ、私からリオを奪うつもりか?……無理だな、お前のような悪魔もどきに…」















「リオを奪うことなんて」
ロバートの怒りに同調したのか凄まじい魔力を向こうの悪魔がはなつ。感じた魔力はアスモゼウスと同等レベル、もしくはそれ以上の…


73 (8)


思わず身がすくんでしまった。
「…アゼル提案だ。」
ロバートはおれを見下しながら言う。
「お前が代わりに体を差し出すならリオには手を出さないでおいてやろう、どうだ?」
「………」
「ああ、お前の姿ではなく、…ベラの姿になってもらおう。できるだろう?」
「……本当にリオには手を出さないんだよな…」
「ふん、返事は?」
俺の力ではリオと逃げ切ることができない、自分の無力さが情けない。せめてリオの苦痛をすこしでも減らせれば…


















73 (11)


「…これでいいか?」
「なかなかやるじゃないか、これからよろしく頼むよ」
ロバートのまとわりつく視線の中に少しだけ影が宿っているのに俺は気づけなかった…


73 (12)














自分でもちゃんとしたエンディングを想定できていないというのにフラグを立てまくる自分、ほんとドMですねwww
迷子になったら無理やりご都合主義で終わらせます←おい。
では、ここまで読んでくださった方ありがとうございました!
次回がちゃんとくるかわかりませんが来た際にはよろしくお願いします♪

SS。



いいタイトルが思いつかなかったのでw
個人ごとではありますがわたしはポルノグラフィティさんが好きです、大好きです。
と、いうわけで好きすぎて曲で妄想したシーンの再現しようと思い立ったわけです←おいw
ファンとしてまだまだ浅いのでポルノグラフィティさんのファンの方が見たら罵詈雑言を浴びせたくなるレベルだと考えてくださいww
ここから先を見て気分を害される恐れのある由緒正しいポルノグラフィティファン様はここから先に進むことは遠慮願います。同じ方を好きなのに争いたくは無いので!
それでもしかたない、見てやろうという心優しい方はそのままお進みください!




※はっきりとした描写はないですが雰囲気完全に薔薇です、薔薇ってなに?という清純な方はそっと右上×ボタンを押してください。
































曲は1番有名であろう「アゲハ蝶」です、私がはまるきっかけになった曲でもあります。
それではどうぞ!





















あなたに逢えた
それだけでよかった



72 (1)





世界に光が満ちた



72 (2)




夢で逢えるだけで
よかったのに



72 (3)




愛されたいと 願ってしまった
世界が表情を変えた



72 (4)




世の果てでは
空と海が交じる



72 (6)

















うまく伝えられてないと思いますが愛だけはたっぷり詰め込めたと思う、うん。
この歌詞は1番ですが2番のサビがかっこよすぎて惚れましたww
一度も通して聞いたことの無い方はぜひこの機会にぜひ!(どの機会だww)
今回もSSのみなのでコメント欄は閉じます。
ちなみにストーリー熱が冷めたわけではないのです。
ラストに向けてそろそろ書こうと考えているのですが、なかなかまとまらず投稿できずにいます。明日にはまとめますのでしばらくおまちください><
ではここまで読んでいただきありがとうございました、次回もよろしければ見ていただけると嬉しいです♪

拍手お返事







何がやりたかったのか迷子になったSSですw
彼には坊ちゃんから少年兵にジョブチェンジしてもらいました!





71.jpg



最近メインのストーリー更新意欲が減退中です、かわりにショートストーリー書きたいななんて考えてます。クリスマスストーリーの二人をまた出そうかな?




拍手コメントお返事です♪






ラブさん、こんばんは!
ヴァンくんというイケメンをDLさせてもらえてすごく嬉しいです!
うちなんぞのブログに載せるのは迷惑かなと思ったりもしたんですが、嬉しすぎて載せてしまいました( ̄∇ ̄)
鋭い目つきが素敵で調子に乗ってバシャバシャ撮りましたw自分でシム作成すると目を大きくしすぎてしまうので勉強になります!
minkさんのシムもかっこ可愛い感じが素敵ですよね(●´ω`●)
最後のスクショ気付いてもらえると思わず嬉しいです!色気出てますか?出てたらうれしいなー///
そうですね、私としてはあんまり実写化好きじゃないのでw
水嶋ヒロと阿部寛を天秤にかけたらトリックになりましたw
次回の更新内容まだ決めてないですがストーリー的なものにはしようかなと思っているので次回も見ていただけたら嬉しいです、コメントありがとうございました(・ω・。)ノ




minkさん、こんばんは!
ヒューくんDLさせてもらえて嬉しいです、うちにイケメンをありがとうございました(pq´v`*)
おしゃれにできたかは私のセンスなので微妙なところですがもとがいいからなにきせてもとっても素敵でした!
ラブさんのつくられるシムさんはクールな雰囲気がかっこいいですよね♪いつも目の保養です(^ω^)
新規に作ったシムにもコメントありがとうございます、褒め言葉だらけで幸せすぎます!minkさんの作られるような可愛いシムを目標に頑張ります!配布とか楽しそうでやってみたいですが使用してるスライダー多いので難しそうです(。≧Д≦。)いつかやってみたいです♪
はい、多分あの漫画ですw私も昔は本当にはまってたんですが今はコミックでたら買うくらいですw
次回更新はなにかしらのストーリーを予定してるので見てもらえると嬉しいです、コメントありがとうございました!



いただいたシムさん♪




このブログにイケメンが舞い降りた!!!




70 (1)






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こちらのイケメンVanくんはLes Amoureuses sims3様でダウンロードが可能です!



そしてさらに!!!イケメン降臨!!!!!


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こちらのイケメンHughくんはSparkle Sims様でダウンロード可能です!




この二人に囲まれて幸せな生活をしていたら更新遅れちゃいましたw←
Vanくんのやんちゃな感じも、Hughくんのセクシーな感じもたまりません///
Hughくん実はキバが生えていてとっても可愛いんですがSSだとみえないという失態orz
ぜひご自分でダウンロードされてはいかがでしょうか!?←黙れ





そしてわたしも現在映画化されて乗りに乗っている漫画を再読したことによりキャラ作成熱がヒートしました!
似せて作ったわけではないのでアレなんですがせっかくなんで載せます♪



70 (5)



イメージこんなかんじなのでw傲慢な感じ?w




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こびる相手にはとことんこびる!!!←
※悪魔でもイメージです。




鼻がまだ大きい気がするので修正せねば…
ちなみに私は映画のほうは見に行く予定は無いです、トリック見に行かなきゃいけないので(阿部さんマジイケメン)



では短いですがここまで見てくださった方ありがとうございました、コメント欄は閉じさせていただきますね。
次もよろしければお願いします♪

chapter7


あけましておめでとうございます♪


お正月のみで記事作ろうかと思いました…が!
またストーリー更新先延ばししそうだったのでやめましたw
今年もよろしくお願いします!



遅くなりました、遅くなったわりに雑ですwほんとに雑ですww
新しく入れたカメラmodが慣れなくて無駄に空間広がったSSがありますが気にしないでください!←おいww
でわ、どうぞ!








69 (10)


「あ、すいません。勝手にはいってしまって、返事がなかったものですから。ロバート様の御宅であってますか?」
申し訳なさそうに謝る彼女、美しく輝く黄金色の髪が印象的な可愛らしい人だった
「………。」
「どうか…なさいましたか?」
不安の色を瞳に浮かべ問われる。
「すみません、ぼーっとしちゃって、あってますよ。」
「安心しました。えっと、タルト今食べられるんですか?お茶をお入れしましょうか?」


69 (11)



「母が帰ってきたら食べるのでまだいいです。」
「かしこまりました。ところでどのようにお呼びしたらいいですか?」
ここにきて俺は自己紹介をしていないことに気が付いた。
「リオと呼んで下さい、あなたは?」

69 (12)



「私はシェリーと申します。お好きなように呼んで頂いて構いません。」
シェリーはにこやかに笑った。
「じゃあシェリーさんでいいかな?」
「かしこまりました。よろしくお願い申し上げます、リオ様。」
「ちょ、様は恥ずかしいから!呼び捨てでいいです!」
「じゃあ、ぼっちゃんとかどうですか?」
ニヤリとしながらシェリーさんは尋ねる。
「勘弁してください!!」

69 (13)






















































「リオさん、奥様が帰られましたよー」
階段からシェリーさんが呼ぶ声がする、結局なんとか彼女の案を却下し普通に呼んで貰えた。
「今行きます!」
俺は読みかけの小説にしおりを挟むと二人が待つダイニングへ向かった。


69 (4)



「うわぁ…すごいわシェリーさん、こんなに美味しい紅茶飲んだことない!」
興奮してシェリーさんの手を握り飛び跳ねて喜ぶベラがいた。
「あ!リオ、この紅茶すっごく美味しいのよ!シェリーさん、もう一杯いれてちょうだい。」
ベラが飛び跳ねるくらいに美味しいという紅茶。


69 (15)



「リオが作ってくれたタルトと一緒にいただきましょ♪」
冷蔵庫からタルトを取り出したベラを見て焦ってタルトを奪う。
「あああ!俺がやるから座ってるっす!」


69 (16)



前にベラが包丁を握った時の光景が蘇り背筋に冷たい汗が流れる。
「えー、私やりたーい!」
無邪気にワクワクした表情で言われ思わず首を縦に降りそうになるが慌てて横に降る。
「食器を用意してくれればいいっすよ」
「ぶー!」
頬をこれでもかと膨らませこちらを睨みつけてくるが譲れないものは譲れない。
「ふふっ、まるでリオさんがお母さんのようですね」


69 (17)



「本当にねー、ロバートもリオも過保護すぎるのよ」
おとなしく食器棚の方へ向かって行く背中を見送り俺はタルトを切り分けた。
「やっぱり美味しそうね、リオが料理上手で本当に助かったわ」
ベラも薄々自分の料理が殺人的なものだと気付いてはいるようでこのセリフは毎日俺に言ってくれる。
「それじゃあ、いただきます」


69 (1)


タルトはほのかなフルーツの酸味が口いっぱいに広がり甘さがちょうどいい、我ながら美味しくできたと思わず顔がほころんでしまう。
「お待たせしました、紅茶入りましたよ」
いい紅茶の匂いが鼻孔をくすぐる。いつも自分で淹れていた紅茶よりずっと深みのある色ですいこまれそうだ。シェリーさんが淹れてくれた紅茶は口に含んだ瞬間香りがふわっと抜けて行く、飲む人の心にしみわたるような優しさがあった。
「シェリーさん、この紅茶どの茶葉なの?これからはその茶葉にして欲しいわ」
「茶葉はお家にあったものを使ったんですよ」
シェリーさんはニコッと笑い、

69 (3)




「美味しくなーれ、美味しくなーれって呪文を唱えれば美味しい紅茶になってくれるんです。」
ベラはポカンとした表情を見せた後
「ふふっ、じゃあ私も美味しい紅茶入れれるようになれそうね!」
嬉しそうに笑った。






















ティータイムをすませのんびりとした時間を満喫していた。
「あ、テレビ!」
突然はじかれたようにリビングへベラが走り出した。
「なんか見たい番組あるんすか?」
「んー?ロバートがインタビューを受けたらしいのよ、あの人そういうの教えてくれないでしょ?」
「ふーん」
やることも無かった俺は隣に腰掛けた。


69 (5)



「あ、確かこのチャンネルだった気が…」























『本日はシム病院、医院長ロバートさんにお話をうかがいにきました。』


69 (6)

『お忙しい中、時間をとっていただきありがとうございます』
『いえ、よろこんで』
テレビではアナウンサーがニコニコ笑いロバートと対談していた。


69 (8)



『ロバートさんは、手術を必ず成功させるそうで、神の手を持つ医者と名高いですが』
『そんなことはありません、目の前の命を救うのに必死です』


69 (9)



『とにかく私のできる限りのことをするだけです。』
俺には向けない顔のロバートを見ていると胸が苦しくなって、俺はソファから立ち上がった。






69 (7)




「リオさん、お出かけですか?」
「あら、出かけるのリオ?」
二人が同じタイミングで聞いてきたことに思わず頬をほころばせながら
「違うっす、読みかけの本が気になるんすよ」
テレビから聞こえる声から逃げるように自分の部屋のドアを閉めた。


















現在、てぃほシムが普通にプレイするのにはまってしまったので更新が停滞していますww
正月休みも終わるってのに…
せめてSS記事なんかをアップできるようがんばります♪
そういえば、originで安くなってたから買ったモンテビスタ、一週間たったけどまだダウンロードできてないんですけどこれはメール連絡したほうがいいんですかね??←今までパッケージ買いばっかりだった人ww
わかる方いましたら教えていただけると幸いです><



では、ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。
次回がいつになるかわかりませんが←おい!
見ていただけると嬉しいです♪
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